20年先も恥ずかしくない住まいづくり

間取りをパズルにしない、暮らしの質は変わらない

すまいにストーリー

家族にはそこに住めば、沢山のストーリーが生まれます。怒る、笑う、泣く、学ぶ、話す。。。きっとそれが、子供の原風景になると考えています。

子供は学校に行きます。親は働きます。職住が分離してしまった現代において、家族の触れ合う時間は少ない。住まいは、触れ合う数少ない場所のひとつなのです。

家柄が良い、悪い

日本において家柄とは、元来、血縁や家系を表す言葉として用いられていましたが、現代では、社会的地位、学力、経済力を現す言葉として用いられています。

しかし、沢山の御施主様と住まいの設計を行っている私達からすると、家柄と言うのは少し違った感覚でとらえています。私達がとても家柄が良いなと思うのは、とても豊かな暮らしを送っている。自分たちの暮らしを持っている。物の価値がわかる。社会的地位や経済力が、あるなしではなく、家柄の良さは住まいの設計を行うととても良くわかります。

共通しているのは、少し難しく言うと、親や先代の価値観を、子供に伝えようとしている、良いものを知る事の大切さを次の世代に伝えようとしているという事だと思います。お掃除ひとつとっても、こだわりを持ち、住まいのどこかに、もてなすことを意識したり、しています。

機能や、便利を追求するだけでない事をとても感じます。

暮らしの質

暮らしの質の高さを当たり前のように持っている。 それが家柄の良さだと思うのです。

こんなことは、家の設計をしていないと気づかない事だと感じています。

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間取りに幸せはない

間取りをいろいろ考える事を、注文住宅と呼んでいる事が多くあります。

『間取り』は、間をとる事、人との距離をどのように作るか。これが間取りの始まりの考え方です。

ただ単に、リビングはここ、ダイニングはここ、寝室はここ、子供室はここ、というように部屋を配置することが間取りではありません。

でも、一般的には、こうやって部屋を配置する事だけが、間取りと呼ばれています。しかも、この部屋の配置、そう、パズルをやる事が楽しくなってしまい、本当に大切な夫婦の距離、子供との距離、親との距離、人との距離を考えなくなってしまいます。いつの間にか、目的が良い住まいでなく、目的が部屋の配置になってしまうのです。

そうなると、なかなか、計画が決まらなくなります。間取りのパズルには完成絵図がないので、落としどころを見失ってしまう事が多いのです。

注文住宅は、間を取ること!間取りのパズルにしない

しっかり、間を取る事を意識して住まいの計画はしなければなりません。それが注文住宅の最も大切なところ。

だから、私達は間取りには幸せはないと思っています。そういう事なのです。