小屋と離れの設計

湿度と温熱環境のデザイン

住んだ後、満足度の高い家とはどういう家だと思いますか?

満足度の高いの事項は、『この家あったかい。この家涼しい』の温熱環境です。

簡単に言うと、住んでる人が、遊びに来た人に自慢できる内容で、しかも好き嫌いの無い事です。

例えば。。。

デザインは、どうしても人によって好き嫌いが出てしまう。

使い勝手も、使う人によって異なる。

めちゃくちゃすごい耐震構造でも、壁の中なので良くわからない。

住まいの多くの事は、住まい手によって評価が変わってしまうのですが、温熱環境は、はっきりわかりやすい事なのです。

だから、ほめやすく、自慢しやすい。

温熱環境は、住んだ後に評価の分かれる事

まずは、断熱材を沢山入れる事を考えますね。
次に、床暖房を入れましょう。
省エネの熱源機を入れましょう。。。

こんな感じで温熱環境を作る事が多いのですが、もう一歩先に行きましょう。

湿度の調整です。

湿度は、不快指数に大きく影響します。
現代の新建材の住まいでは、民家のような木、土、紙で出来ていないので湿度の調整は難しいのが現実です。

新建材が一般的な現代において、設計段階で、材料の選定からしっかりすることで、湿度の調整は確保できるはずです。

湿度とデザイン、少し考えてみてはいかがですか。