小屋と離れの設計

土地から購入するときの注意したいポイント

土地から住まい探しをするときは、沢山の情報が必要になります。その中でも、その土地特有のコストが発生する物件があります。

高低差

高低差がある物件は、見晴らしが良かったり、メリットも多いのですが、建物を建てる上では、デメリットになってしまう事があります。

特に2m超え造成後30年くらいたっているものは注意が必要です。2mを超えは、崖条例や、宅地造成の条例に引っかかる事が多く、擁壁をしっかり造成しておく必要があります。許可の下りていない擁壁だと、家を建てるに当たり擁壁を作らなくてはならなく場る場合があり、その場合何百万円も掛かってしまう事もあります。

許可が下りていても、造成の工事があまり良くなく、時間と共に壊れかけている擁壁も見かけます。目視で注意したいのは、擁壁にある水抜き穴。

水抜き穴が詰まっていると、擁壁必要以上の圧が掛かっていることがあります。その場合、亀裂が入っていることもあります。このあたりは現地にて確認取れるので目視は必須です。

今回は昭和40年代造成の土地の検討です。

問題は無かったのですが、車庫の設定などで、結局擁壁の再構築など高低差特有の問題がありました。