20年先も恥ずかしくない住まいづくり

設計事務所の家作りは、建築費の相場から考えると、坪単価は高くなるのでしょうか

誤解を恐れずお話しすれば、一般的に設計事務所の家づくりの建築費用は高くなります。様々なサイトで、建築設計事務所で家づくりをすると、無駄なコストが省けて安くなるとお話ししているところもございます。これは原理的には間違っていないでしょう。しかし、設計事務所へ依頼されるお客様は、少なからずこだわりがあります。想いもあります。こういった想いのこもったデザインが何も想いの無い建物よりも安くなるとは考えられません。車だってそうです。乗れれば何でもよい車と、こだわりの車では一目瞭然です。

設計事務所に依頼する=それは、建物への想いがあるから=こだわりはコストへ変換される。

何もこだわらず設計事務所へ依頼したとします。それでしたらもしかしたら安くなるかもしれません。しかしそれは設計事務所の存在価値を捨てていることと同じになります。
建売などを主として行っている工務店や、ローコストメーカーの建築コストは大変安くできます。この金額は設計事務所に依頼してではできないと考えています。ローコストで家を作っている業者はローコストの技術とチームを持っています。とにかくコストを下げるための努力を彼らは行っています。

ローコストで家を作る事も技術の一つ

ローコストで家を作る技術の確立は簡単には真似ができません。ですので、設計事務所がローコストメーカーさんと価格の競争をしてもかなわないのです。たとえば、ローコストで家を作るためには、

設計の打ち合わせは4回まで、
天井高さは2400㎜、
サイディングはこの種類からの選択、
照明器具は専用カタログから選定。
工事の工期は3か月。
現場へは週一回。
材料の大量購入。など。

システマチックに大量消費、数の原理で安くするという事が出来るのです。

ずばり、設計事務所の総額コストは高くなりますが、無駄な金額は掛からなくなります

想いのこもった住まいなので、総額は高くなるでしょう。しかし、建築コストには無駄な費用は発生しなくなります。設計事務所が書いた図面に対して、設計見積りを行い、適正な工事価格で検討できることはメリットでしょう。同じ建物でも、作る人の考え方しだいで金額には、大変な差額が出てきます。金額の差額を検討することができるので、適正な価格を見つけやすくなります。あまりにも安すぎれば不安になります。しっかり工事はやってもらえるのか、職人さんにお金は渡されているのか。逆に高すぎれば、ボったくられたのかな、と。工事価格は時期によっても異なります。まずは、設計見積りの目安の金額はとても重要です。設計見積りで、建築コストの比較検討が可能な事はそういったお金の損はなくなるでしょう。

設計見積もりで、コストの大枠を抑えることが大切。

デザインに対しての見積もり。オーダーメードの住宅であれば大切なことです。まずは設計見積もりでどの程度が適正なのか確認しましょう。実際の見積もりでそれよりも安かったときにはなぜ安いのか確認しましょう。高いときも同じです。

この手順を踏めば、相場観の意味が無くなってくるでしょう。

あなたのそのデザインはいくらでしょうか??