古材、建具、欄間を使う
住まいを作る場合、多くは、カタログを見て決めます。
それが今の住まいづくりです。
でも、少しインパクトを加えたいなら、古材、建具、欄間、など別のデザインとして用いることも選択肢に加えてみましょう
古材、建具、欄間など、古い材料はそれだけで、空間のデザインを決定してしまいます。
古い材料は、そのくらい力があります。
建具をそのまま使えば、アンティークな空間になります。欄間もその通り。
だから気を付けて使いましょう。
方法として建具や、欄間を転用します。
その方法は様々。間接照明にしたり、家具に用いたり。
それはカタログに載っていません。
ワンランク上のデザインは、カタログにないものを作る事だと思います。
古材の専門店に行くと様々な古材が低価格で手に入ります。
現在は、こんなに込んだ細工をする職人さんは減ってしまいました。それが社会のニーズと言われればそれまで。
工業製品の完成度の高さは、職人を超える部分があります。
でも誰でも手に入る工業製品と違うデザインは、こういったところにあります。
古材の店主はおっしゃっていました。
手の込んだデザインを理解できる人も少なくなったと、、、
良い悪いは、やっぱり、皆さんの判断するところ。
一つ私達が言えるのは、気持ちのこもったものには、必ずストーリーがあります。
ストーリーを愛してもらえれば、古材を使いこなせるでしょう!