20年先も恥ずかしくない住まいづくり

ヒアリングシートの記入方法で、家が変わる

住宅のヒアリングシートは書き方がすべて。

住宅のヒアリングシートは書き方が、とても大切。
一般的にはヒアリングシートの書き方は慣れていない方がほとんどです。
日常生活では、まず書くことがありません。
一番近いものは、生命保険などのヒアリングシートです。
でもこういったものとは根本的に違ってきます。

条件を羅列する事と、ヒアリングシートは考え方の根本が異なります。

 

土地が何坪、住所、家族構成、予算、年収、必要な部屋数、一番初めに聞かれると思います。これはヒアリングシートではありません。ただ単に今の現状を書いているだけのシートになります。もちろん、住宅を建てるのに必要な情報はこの中に含まれているでしょう。

しかしこれは、注文住宅で必要な情報はまだ何も入っていません。条件を羅列するだけならば、わざわざヒアリングシートと呼ぶ必要もありませんが、かっこいいので良くこういった呼び名で呼ばれています。本当にクライアントの要望を踏まえた設計をしたことがない業者の時に、こういった間違いが生じてしまいます

良いヒアリングシートができる2つの方法

ヒアリングシートは、注文住宅の肝になります。
ではどのようにすれば良いヒアリングシートができるのでしょう。

1つ目は、建てる側の質問力がある事。

家づくりが初めてのクライアントが多いので、要望を書くと言っても簡単に書けるわけではありません。
建てる側(設計者)の、良い質問によって、クライアントの要望は引き出されます。
その為、この項目に関しては、建てる側の力量次第と言うわけになります。

2つ目は、家族会議を行う事です。

質問を受けてヒアリングシートを書いたとします。
しかし、初めての質問なので、ゆっくり家に帰って考えてみると『やっぱり違った』という事も多々あります。
夫婦で話してみても、子供と話してみても、親と話してみても、意見は結構変わるものです。
一度書いたヒアリングシートを寝かせて、再度家族会議で話してみてください。
どんどん他の意見が生まれてきます。

この2つが網羅できれば、住宅のヒアリングシートはかなりの精度で出来上がります。

まとめ 住宅のヒアリングシートは、一人ではできません

ヒアリングシートは、一人では、なかなか良い精度のものができません。
建てる側、家族、この協力が不可欠なのです。
逆に言うと、良いヒアリングができない建築関係者であれば、良い建物はできないという事も言えると思います。