リノベーションの設計で住宅の価値を上げる

デザインに価値があるリノベーション/分かりやすい違いを生み出す

デザイン事務所や設計事務所が、求められるリノベーションは、個性を際立たせたデザイン。単なる奇抜さではなくて、他の住まいとの違いを、住まい手に分かりやすく伝える事が最も大切なポイントになります。デザインの奇抜さは、時にはエゴイスティックになってしまう。このエゴイスティックさ、魅力と言うのかもしれませんが、我々のデザインで大切にしていることは異なります。住まい手の要望をくみ取り、その奥底にある隠れたニーズを探すことに大きな時間を費やします。多くの住まい手の要望は、得てして雑誌の切り抜きだったり、現在のトレンドだったり、コマーシャルで盛んに言われていることだったりと、時流に流されてしまいます。私達も住まいの事以外は、皆さんと同じように流されてしまいます。そんな時、良いアドバイスをしてくれる人と言うのは、良い提案をして、そのアドバイスで、今自分の思い描いているもの以上のものを手に入れられることだと思います。だからこそ私達は、住まいの隠れたニーズを探します。

前③_
続き間の和室を、
家族の集まる
アイランドキッチンに
リノベーション

日当たりの良い2階の4畳半+6畳和室を、価値のある空間に変える

リノベーション③_

限られたコストの中で価値を見出すこと

どうしても、コストには限りがあります。限られたコストの中で、違いを生み出すために、我々はデザインに強弱をつけます。デザインの強弱のポイントは、『選ぶ事』と『捨てる事』を正確に取捨選択する事にあります。『選ぶ事』と『捨てる事』は同じ事を話しているように思えますが、全く異なります。モノの溢れている現代で『選ぶ事』は大変難しくなっていると思います。
例えば、フローリングを選ぶとします。フローリングは、複合フローリングから、無垢のフローリングまで様々あります。更にコストも高価な物から安価なものまであります。更に色味も、クリア塗装から着色をしたもの、艶も様々。幅も与える印象は異なってきます。すべてを選ぼうとすれば、様々な選択肢を検討しなければなりません。『選べる事』は、楽しい反面、時間とコストが掛かり、次第に住まいの本当の価値を見落としてしまいます。何を選択肢から捨てるか!!!コストの限られた中では、デザインしない部分を作り、空間に強弱をつけてあげること、それが価値を見出すデザインになるのです。

前④
狭い玄関と和室を
土間のエントランスに
リノベーション

大きな土間のある玄関は、自転車もおく事が出来る。解体の時の古材を用いて家の中に子供家を作る

リノベーション④

 

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リノベーションのデザインでは、今までの生活から新しい生活がイメージできる事。ポイントは住まいにエピソードを入れる!!

納戸の中に、在宅ワークができるスペースがある!
トイレが、漫画喫茶!!廊下が、パターの練習場
塀が植物園!キッチンにワゴンが!!
何だこの箱は、それはオフィスデスク!このは子供部屋!

住まい手を思い描く

住まい手を思い描くことは、設計する上でとても大切な事。私達はアーティストではありません。住まいを設計(デザイン)する為には住まい手を思い描き、その住まい手がどのような問題点を持っているか、その場所にどんな問題点があるか、そしてどんな解決方法を思い描いているのか。私達は設計でどのような解決方法を提案できるか。私達の設計(デザイン)では、住まいのソリューション(問題解決)を大切にしています。たとえば、寒い家だから暖かくしたい。うるさいから騒音の入らない家にしたい。子供が帰ってくると砂まみれになる。もちろん私達の設計(デザイン)で解決していきます。

加えて、そこに気持ちいエピソードがあったら楽しい!!

少しだけDIYで作りたい人は教えます

モノづくりを直観的に御提案するのも、ドレスロッジのリノベーションの特徴!!

 

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